【随想】文学フリマ東京 38に初出店して

文学フリマ東京38看板 Essay

2024年5月19日(日)、東京流通センターで開催された「文学フリマ東京 38」に、単独初出店した。

カテゴリは、小説|短編・掌編・ショートショートである。

以前、このブログに掲載したものを、紙媒体にして持参した。

文学フリマ 公式サイト

文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。

小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まります。
同人誌・商業誌、プロ・アマチュア、営利・非営利を問わず、個人・団体・会社等も問わず、文芸サークル、短歌会、句会、同人なども出店しています。参加者の年代は10代〜90代まで様々です。

現在、九州〜北海道までの全国8箇所で、年合計9回開催しています。

ー文学フリマ 公式サイト

参加するまでの道のり

まずは、公式サイトでスケジュールを確認し、出店申し込みをする。

文学フリマ 出店のご案内

無事、出店確定の返事を受け取ったら、そのまま「出店の流れ」に沿って準備を進めていけば問題ない。

ただ、私自身はこれまで冊子の製作をしたことがなかったため、印刷屋に発注する原稿の作成や製本に関わるデザインや費用など、一人でアレコレ迷ううちに期限が迫り、とにかく「まずは作る」という目標に向かって進めた。

とりあえず冊子の形に決め、超シンプルスタイルになったのにも拘わらず注文がぎりぎりになり、結局、製作日数不足で見積りを超えつつ完成。

出来たのが、こちら…これ以上ない程、シンプルといえよう。

改めて見ると、目次の点線が途切れていた…(悲)

当日覚書

長机に2ブース出店という形になるので、お隣の出店者と1テーブルを相席する形になる。

挨拶をした際、「初参加」を伝えたところ、「同じく」というお返事であった。

が、すでに色々な同人誌即売会に参加のご経験があるということで、瞬く間に、売れていくのを間近で見、とても勉強になった。

以下、個人的な覚書である。

  • 長机にかける敷布(横90cm×縦110~120cm)はあった方が、ブースの統一感、足元の荷物なども隠れ、印象が上がる
  • 目をひく大きめのポップと、各作品のポップを用意し、簡潔な内容紹介をした方が手に取られやすいと思った
  • どういう読み手に刺さりそうか、場合によっては書き手の拘りなどを伝えてもいいかもしれない
  • 時には立って声掛けも
  • 装丁に拘った作品も沢山あった。オリジナルの紙の本なので、電子書籍にない味わいを出すのも面白いかもしれない

果たして反応は……

いや、全く反応がないまま、閉店1時間程前になった。私のブース近辺で1冊も売れていなかったのは、私だけだったと思う。

お隣のブースでは、幾人かの書店主から声が掛かっており、「こんなことがあるのだな」と他人ごとながら、ただただ感動していた。

その忙しく売りさばいていたお隣さんは、早々と引き上げるとのこと。

せっかくなので、1冊購入させていただいく。

それから客足も少なくなったところで、初出店の売り上げは諦め、近くのブースを回っていくつか買い求めた。

ブースに戻ってしばらくすると、俄かに一人の男性が現れ、迷わず購入してくださった。

神か、仏か……哀れに思った天が遣わしたかもしれなかったお方、このたびは、誠にありがとうございました。

出店してよかった……と、救われた気持ちです。この場を借りて、お礼申し上げます。

今回学んだことを活かして、次回も出店できたら嬉しい。

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