【随想】新型コロナワクチンを3回接種して気付いたこと

三峰神社 遥拝殿脇の犬の像 Essay

新型コロナウイルス後遺症かワクチン後遺症か

2020年からの新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)期間中に、計3回のワクチン接種をした。

3回目の接種後(2022年)から頭痛や倦怠感はありつつも、特に日常に支障が出るほどではなかったので、そのうち治まるだろうと思っていた。

だが、それから半年程で酷い風邪に罹患。

私の人生で最も酷い風邪で、高熱(38℃位)も出たため、恐らく新型コロナウイルス感染症だったと思われる。

しかし、当時、既に緊急以外は自宅療養ということになっていたため、病院へは行かず解熱剤を飲んで5日間ほど、自宅のベッドで横になっていた。

快復後も左手小指の関節痛がなかなか治らないため、今年(2024年)になって、

もしや「コロナ後遺症」では、と自治体の「コロナ後遺症」症状別受診可能医療機関一覧から一番近い医療機関を探し、受診した。

幸い、血液検査で炎症は確認されなかった。

その際「ワクチン接種が原因ということはないか」と医者にたずねたところ、

「遺伝や生活習慣もあるので限定できない。食事を改めれば、ワクチンはどんどん打って構わない。食事療法を一週間して、また来てください」という返答だった。

しかしその二日後、人生で初めて「帯状疱疹」になった。

そういえば少し前も、初めて顔に発疹ができ、皮膚科を受診したばかりだった。

厚生労働省の予防接種健康被害救済制度(コロナワクチン)の症例に、「帯状疱疹」があった。

私は、医者の「食事を改めれば、ワクチンはどんどん打って構わない」という言葉を思い出し、とにかく食事を見直すことにしたが、ワクチンをすすめる医療機関には、今後近づかないようにしようと決めた。

というのは、「mRNAワクチンを反復接種すると免疫が弱まる」という論文が2023年に発表されており、「帯状疱疹」は「免疫機能が低下すると発症」するということが、ネット情報でわかったからだ。

mRNAワクチンの反復接種はSARS-CoV-2の免疫回避を促進する(公益財団法人 東京都医学総合研究所)

また、こんな記事も見つけた。

コロナよりもワクチンで死んでいる!(ISF: Independent Speech Forum(独立言論フォーラム))

そこで、自分のまだ残っている免疫力を下げるようなワクチン接種は今後は止め、弱った自然免疫力の回復に向けて努力しようと思い至った。

それにしても「帯状疱疹」というのはただの発疹と違い、とても痛い。

衣服が身体に触れるのも痛く、真っ直ぐ歩けない。

皮膚科の発疹治療薬がまだあったのでそれを塗り、痛み止めを飲んでなんとか自力で治した。

まだ疱疹痕が残るが、添加物を避けた和食にするなど食事に気をつけ、解毒に有効といわれる薬も取り入れた。

個人輸入で購入したので、感染予防のつもりのワクチン接種が、かえって、ワクチン解毒ケアで色々と高くついてしまったな、と思った。

3週間ほどで痛みもなんとか引いた。

ワクチン未接種者からは、

「ワクチンは任意だったのに、接種したのがよくなかったね」といわれたが、

あのパンデミックの最中の、

「思いやりワクチン」
「ワクチン1回では効果が持続しない」
「ワクチン3回接種すれば、重症化リスクがより低下」

など、政府もメディアも周囲もこぞってワクチン接種に誘導していた状況の中で、私はワクチン接種を否定できる環境にいなかった。

ワクチン3回接種で重症化と死亡のリスク減 厚労省が効果示す詳細データ(科学技術振興機構)

・・・

そういえば昔、何だか似たような出来事があったな、ということを思い出した。

ある知人に「私の祖父は召集令状(いわゆる『赤紙』)を受け取り、戦争に行った」と話したところ、

「お前のおじいさんは戦争加担者なんだな」と言われたことがあり、

祖父は行きたくて行ったわけじゃない…と悔し涙を流したことだ。

後でわかったことだが、「一億総玉砕」といわれた戦時中、その方の実家は神社(宮司)をしており、恐らく戦地へ行かなかったという意味で、直接的な「戦争加担者ではなかった」ということだったのか。

しかし結局、孫の私も祖父と同じように、「お国のため」「周りに迷惑をかけないため」と他の意志を重んじることのみで自らの「力」、つまり自然免疫力を軽んじたが故に、却って感染流行の混乱(ある種の戦争)に参加してしまっていたわけだ。

ワクチンを打たないでいれば……元々は風邪もほとんど引いたことがなかった自分の身体の自然免疫力を信じていれば……酷い風邪に罹患する(新たな感染者になる)こともなく、様々な体調不良を引き起こすことはなかったのではないか、と後悔した。

・・・

最初は、ワクチン接種は「任意」ときいていたので安心していた。

しかし、非正規雇用で働く私に、上長から職域接種に参加するよう直接話があり、日程指定され(2回接種の2日)、不本意ながら接種した。

その後、私は退職し、転居した。

転居先の自治体に転入届を出す際、窓口の職員に「ブースター接種」を強くすすめられ、結局計3回のワクチンを接種したのだ。

・・・

新しい職場では、約半数の方がワクチン未接種だった。

そこで目にしたのは、未接種者はパンデミック中、誰一人感染しなかったのに対し、接種した全員が新型コロナウイルスに感染したことだ。

「ワクチン接種により、免疫力が低下する」という論文が実証された現実を目の当たりにした。

計画された新型コロナウイルスパンデミック劇?

今回の新型コロナウイルス感染流行について、改めて振り返ってみる。

新型コロナウイルス発生源の中国大陸以外で、世界で最初に集団感染したのが、我が国の横浜港に入港した大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗員だった。

「武漢ウイルス研究所の(人為的に作られた)新ウイルスをクルーズ船を使って日本に送り込む」という、まるで、パンデミックのスタートが映画のファーストシーンのように用意されたものであったように思えてならない。

国境を越えたシナリオがあったのではないか、と。

実際、アメリカ、フランスなどが武漢ウイルス研究所で実験に関与した事実はすでに明らかになっている。

新型コロナ、「米中合作」の可能性浮上…米国、武漢研究所のコロナ研究に資金提供との報道(Business Journal)

米インターネットメディアであるザ・インターセプトが「NIHが中国武漢ウイルス研究所に連邦資金を提供して、人間に感染するコウモリのコロナウイルスの研究を行っていたことがわかった」と報じたのだ。

同メディアが注目したNIHが交付した助成金のタイトルは「コウモリ・コロナウイルスの出現リスクに関する評価」だ。数千にも及ぶコウモリのサンプルをスクリーニングして新たなコロナウイルスを発見するという内容であり、ニューヨークの非営利団体エコヘルス・アライアンスに2014年から19年にかけて総額310万ドルの資金が提供された。そのうち59万9000ドル分が武漢ウイルス研究所に流れていた。

15年にフランスの協力で武漢ウイルス研究所にバイオセーフティーレベルの最高水準を満たす中国初の実験施設が完成し、NIHなどの資金を受けた米国の大学と連携した研究も行われていた。

NIHの非公表資料を読んだラトガース大学の分子生物学者リチャード・エブライト氏は「武漢ウイルス研究所は、あるコロナウイルスのスパイク遺伝子に別のコロナウイルスの遺伝情報を組み込んで新規のキメラ型SARSウイルスをつくった、まさに機能獲得実験だ。ファウチ氏の議会証言が嘘だったことがわかる」と述べている。

また、個人的には我が国も何か関係(意図せずとも間接的協力など)があったのではないかと考えている。

それは、中国の武漢市で第一例目の新型コロナウイルス感染者が報告される直前、

中国の大学と関係の深い日本の大学の生物学教授たちが、中国、武漢市へ出張していたということを聞いたからだ。

さらに、この秋(2024年)、我が国で世界初の「次世代mRNAワクチン」を実用化するという直前になって、厚生労働相が、2018年7月以来、つまり新型コロナウイルス感染症のパンデミック直前以来の訪中をし、とうとう公然と「ワクチンや薬の開発に関する協力を進めていく」と発表した。

日中がワクチン開発などで協力 武見厚労相が北京で中国保健当局トップと会談(産経新聞)

しかし私は、このことを非常に危惧している。

それは、次の記事内容による。

米情報機関、中国・武漢ウイルス研究所のデータ入手との報道…ニパウイルスめぐり新疑惑も(Business Journal)

米国の情報機関を統括する国家情報長官室は8月27日、新型コロナウイルスの起源に関する調査報告書の概要を公開した。その内容は「ウイルスが動物から人に感染したのか」「中国科学院武漢ウイルス研究所から流出したのか」という2つの仮説を裏付けるのに十分な証拠がなかったことから、結論が出せなかったというものである。

筆者はこの見解に違和感を抱いている。

トランプ前政権が今年1月に公表した新型コロナウイルスの起源に関するファクトシートでは、人民解放軍が生物兵器禁止条約に違反する形で武漢ウイルス研究所で秘密裏に生物兵器を開発していた可能性を排除しなかった。

米国の医師が、武漢ウイルス研究所の職員がアップロードした初期の新型コロナウイルス患者のデータを調べたところ、遺伝子操作が行われたニパウイルスを発見したというのである。遺伝子操作の目的はワクチン開発である可能性が高いという。

中国ではニパウイルスの感染例は報告されていないが、武漢ウイルス研究所の職員が昨年12月、シンガポールで開催されたニパウイルスに関する会合に出席している。同研究所でニパウイルスの遺伝子組み替え実験を行っていた可能性が出てきたのである。

現段階において「生物兵器を開発していた可能性」を排除されていない中国とのワクチン共同研究開発は、もし、現在多数の死者や後遺症患者を出している「新型コロナワクチン」がそうであった場合、「生物兵器禁止条約違反行為」に加担する可能性が否定できないということだ。

生物兵器禁止条約(BWC)概要(外務省)

秋からの「次世代mRNAワクチン」定期接種、「生物兵器を開発していた可能性」を排除されていない中国との共同研究開発に反対

「新型コロナワクチン」でさえ実際には治験の段階で、接種から10年間は経過観察しなければならない状況であり、既に承認されたとはいえ、「次世代mRNAワクチン」の実用化に進むことは、非常に危険だと言わざるを得ない。

結果的に生物兵器を開発したということになれば人道的にも許されず、当然、我が国の信頼は損なわれ、将来にわたって国益も毀損される。

秋からの「次世代mRNAワクチン」定期接種も、中国との共同研究開発にも、私は反対である。

祖父たちの命と引きかえに得られた平和を維持すること、守られた生命を粗末にせず次世代につなぐことが、孫世代の私たちの務めだと思うからだ。

将来二度と「戦争に加担した」と言われたくない。

ここで参考までにワクチンについて、2009年9月23日の国連総会で、リビアのカダフィ大佐がスピーチした内容(リビア国営通信社「ヤナ」) を一部紹介する。

国連総会2009年9月23日 カダフィのスピーチの内容(オフイス・マツナガのブログ)

テロリズムはアルカイダのテロリズムだけではない。現状がテロリズムである。

頼みとするのは総会での多数票に対してだけで、他にはない。そして、総会がこれを可決するならば、それは有効になり、誰もこれに反対することができず、誰も総会より上位にあると言うことができない。総会よりも上位にあると言う者は誰でも国連を去ることができる。

民主主義は強国のためでも、金持ちのためでも、我々を脅迫する人々のためでもない。 最後の言葉は、「等しくすべての国のため」である。

今のところ、安全保障理事会は封建主義の安全保障である…常任理事国のための封建的な方針、それは彼らを保護し、彼らは我々に対してそれを使う。それゆえに、それは安全保障理事会と呼ばれるべきではなく、むしろ恐怖理事会と呼ばれるべきである。

兄弟たちよ、あなた方は我々の政治生命の中に存在しうるのだ。彼らが我々に対して安全保障理事会を使いたい時、彼らはそれに頼る。彼らが我々に対して安全保障理事会を使う必要はない時、彼らはそれを無視する。彼らが我々に対して安全保障理事会を使うために憲章に関心があるならば、彼らはそれを尊重して、神聖視する。彼らは第7章を探して、これらの国にそれを適用する。彼らが憲章違反の行為を行いたいならば、まるでそれが存在しないように、彼らはそれを無視するだろう。

拒否権と永久の席(常任理事国席)が強国のためであることは不当であり、テロリズムである。我々はこれを選べないし、その下で生きることもできない。
強国は世界において飽和するまで利益をむさぼり、拒否権を使う。彼らは彼らの利益を保護するために国連の武力を利用する…これは第3世界を威嚇している。第3世界は現在威嚇されており、彼らはテロリズムの下で生きている。

安全保障理事会が1945年に確立されてから、これまで、安全保障理事会は我々に安全保障を提供しなかった。むしろ罰や恐怖を提供した。…それが我々に対して使われるだけである。それゆえ、我々は40回目のスピーチからと同様に、安全保障理事会決議に従うことを強制されてはならない。

安全保障理事会の設立以降、65の戦争が行われた。…小国に対する攻撃、または小国同士の攻撃、または超大国による小国への攻撃に対して、安全保障理事会は憲章違反を阻止しなかった。

これは、内政問題である。 
民主的かそうでないかはその国のためである。 
各々の国は、自身の文化と遺産を持つ。 
これは正しい、しかし、この言語はそこになかった。 
したがって、我々はこのデリケートな点によく気を配らねばならない。 
 
世界は、『多極化した世界』という言い回しを考慮しなければならない。 
多極化した世界が、あってはならない。 
平等な国々がなければならない。 
誰も、多極の世界に同意しない。 
なぜ、我々は極のない等しい国にもなってはならないのか? 
我々は、族長を持つことを求められるのか? 
我々は、偶像を必要とするか? 
我々は、多極化した世界を必要としない。 
多極化とは極が対立するということで、我々はそれを拒絶することを意味する。 
我々は、(大きくても、小さくても)すべての国が平等である世界に極がないようにしたい。

我々は我々の存在を防衛している。我々は、我々自身、我々の息子たちと 我々の孫たちを防衛している。
我々は、恐れない。
我々には、生きる権利がある。
この地球は、超大国のためであるだけでない。
神は、我々全員のために地球をつくった。
我々は、決して屈辱の内に生きていてはならない。

豚インフルエンザのワクチンが作られるとする。神とか魚のより多くのインフルエンザがありえて、諜報機関に属する工場が稼動して、彼らは(ワクチンを)高値で売るのだ。
これは、取引である。
資本家の会社がワクチンを売って金を儲けるように、彼らはウイルスを生産し、世界中にばらまいた。
これは恥ずべきである。
ワクチンは、売られないことになっている。
薬は、売られないことになっている。
あなた方は、「グリーンブック」を読まなければならない。
それは、薬を売ることを許さない。

我々が言うならば、薬は無料であり、ワクチンは無料であり、ウイルスは広がらない。と言うのも、ワクチンを生産するためにウイルスを作るのは彼らだからだ。
それは、資本家の会社が働く方法である。
これは、間違ったアプローチである。
あなた方は、薬が無料で、売り物ではないと宣言しなければならない。
たとえウイルスが本物であるとしても、我々はワクチンを売ってはならない。
彼らは、無料で提供されなければならない。

人類は、平和に生きるためには奮闘しなければならない。

第三世界と小さな国家たちによる奮闘、そのうち100は尊厳を持って自由に生きるための継続的な奮闘である。そして、それは最後まで続けなければならない。 
平和と天の恵みがありますように。 

皆さんは、どう考えるだろうか?

もう二度と、自分を軽んじない

今回のことで私は、ワクチンを接種する前の感染流行中、自分の体調に変わりがなかったことを考えると、人間の身体に本来備わっている「自然免疫」の強さに改めて気が付いた。

この「力」をこれ以上弱体化させたくない、むしろ、その「自然免疫力」を発揮して、以前のように健康でいられるように、生活を整えていくことに注力しようと思うようになった。

添加物まみれの加工食品も買わなくなった。

農薬使用の農産物も避けるようになった。

もちろん新しいワクチンに頼るつもりもない。

生来の「力」を強化し、次世代が安心して生きていける社会にしていくために、その「力」を発揮したい。

だから、政府やメディアや職場などの周囲が何を言おうと、それが「健全」だと確信できるまでは、

「もう二度と、自分を軽んじない」

そう決意できたのは、この、新型コロナウイルスパンデミック(劇)を経験し、身をもって苦しんだからだ。

コメント